便秘・下痢
便秘とは、便が長い時間出ないか、出にくい状態のことで、週に2回以下、または5日以上出ない日が続けば便秘と考えます。毎日出ていても、出す時に痛がったり、肛門がきれて血が出るような場合も便秘です。 便が溜まりすぎると、少量の下痢の便が頻繁に漏れ出るようになります。このような場合、下痢だと思っていても、直腸内に詰まった大きな便(便秘)が原因です。


こどもの便秘の原因は?
離乳食など食事内容の変化や生活環境の変化、アレルギー、トイレトレーニングのつまずきなど様々な原因で起こります。
少ないながら、先天的な腸の病気やホルモンの異常などが原因のこともあります。

こどもの便秘の治療は?
大きな便の塊がたまっている時は、まず詰まっている便を取り除く必要があります。
詰まっている便が取り除けたら、便をやわらかくするお薬を中心とした内服治療や、浣腸などの処置を継続して行います。
なかには先天的なヒルシュスプルング病という腸の病気がかくれている場合があります。
便秘のお子様はすでに痛みや恥ずかしさなどで排便に対しつらい思いを抱えていらっしゃることと思いますので、それぞれのお子様に合った治療を進めていきます。排便のことでお悩みの方は一度ご相談ください。
下痢とは、便が通常よりやわらかくなって排出されることを指します。ほとんど水のようになることもあります。多くは、排便回数が多くなります。排便によって水分が失われることから、脱水にも注意しなければなりません。もっとも多い原因としては、ウイルス性の胃腸炎が挙げられます。ロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルスなどへの感染によって、下痢症状が引き起こされます。


こどもの下痢の原因は?
下痢は、腸がウイルスまたは細菌などに感染した際に、身体が病原体を出そうとして起こるものです。
その際、腸が収縮することによって、痛みを引き起こします。他にも、冷たいものや消化の悪いものの食べすぎで下痢を起こす場合もあります。
また、ストレス、身体の疲労なども腹痛や下痢の原因になります。
子どもが強くストレスを感じていると、頭痛や動悸、睡眠障害などの症状を一緒に起こすこともあります。
子どもの話を聞く、好きなことをさせてあげる、外で運動させる、といった「ストレスの発散」を上手にできるようにしてあげましょう。