
インフルエンザの治療では、抗インフルエンザ薬を用いた「薬物療法」のほか、症状を緩和するための「対症療法」が行われます。
「抗インフルエンザ薬」は、発症から48時間以内に使う必要があります。これは、48時間以上が過ぎてから使った際の有効性や安全性は確認されていない、というのが基本的な理由です1)。そのため、「抗ウイルス薬」を使いたい場合には発症からあまり時間をあけずに病院を受診する必要があります。
経鼻ワクチン(フルミスト)の特徴は痛くない事です。痛みが怖いお子さんはフルミストもございます。
また、注射ワクチンで腫れやすいお子さんも経鼻ワクチン(フルミスト)が安心かと思います。
一方で、流通量が多くないため予約が取りずらいという問題があります。
また、注射ワクチンは、国内でこれまで何十年も接種実績があり、成人の方も接種できるため、家族同時に受診して接種することができます。

RSウイルスは、鼻汁や咳、ゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴が特徴的な呼吸器の感染症です。
生後2歳までにほぼ全員が1回はかかると言われている病気です。
子供だけでなく大人もかかることがあります。
RSウイルス感染症に対する確立された治療法はありません。
症状を和らげる対症療法としてお薬(痰切り、咳止めなど)を服用したり、
鼻汁が多い場合にはこまめに吸引してあげることで呼吸が楽になります。

症状の代表的なものは、発熱(38〜39℃)と“のど”の痛みです。しかし、3歳未満ではあまり熱があがらないと言われています。そして、体や手足に小さくて紅い発疹が出たり、舌にイチゴのようなツブツブができたりします(イチゴ舌)。そのほかに頭痛、首すじのリンパ節の腫れ、腹痛や嘔吐などの腹部症状もみられます。急性期を過ぎますと、発疹のあとには落屑(皮むけ)が認められるようになります。風邪と違って咳や鼻水が出ないというのもこの病気の特徴です。この病気には潜伏期間があり、実際に感染してからだいたい2〜5日で症状がでます。
まず、年齢、熱の程度、“のど”の発赤の具合、体や手足の発疹の程度から溶連菌に感染している疑いがあれば、確認のために検査を行います。最近は、“のど”についた細菌の検査の中で、溶連菌については、5〜10分以内に結果が出るので、すぐに溶連菌かどうかわかります。
溶連菌の感染とわかれば、熱やのどの痛みといった症状をやわらげるお薬のほかに、抗菌薬が出されます。抗菌薬は病気の原因になっている溶連菌を退治する大変重要なお薬です。

アデノウイルス感染症は、子どもに高熱やのどの痛み、咳、鼻水などの症状を引き起こす感染症です。風邪と似た症状ですが、重症化すると中耳炎や肺炎などの合併症が起こる可能性があります。


特別な治療方法はなく、ウイルスによる感染症の中では比較的症状が軽いため、安静にしながら自然に治るのを待ちます。発熱や頭痛などがつらいときには症状を抑える薬が処方される場合もあります。